PSO2TCG体験会とか
大量にカードを売りに行った際に(1600ストレージ5本)
査定終了まで暇だったので、丁度お店のスペースで開催していた
『ファンタシースターオンライン2TCG』体験会に参加してみました。
http://pso2-tcg.sega.jp/

ゲームシステムとしてはオーソドックスな感じでMTGとかDMライクに
アンタップして、ドローして、好きなカード手札から土地としておいて
必要コスト分タップしてキャラクターとか装備品出して
相手キャラとか本体に殴って、先にライフ0になった方の負け、的なやつです。

対人戦を1回と、ボスデッキにプレイヤー複数人で挑むレイドボス戦を1回遊びました。ボス戦はMTGの昔あったハイドラと戦うチャレンジデッキみたいなやつですね。

原作のゲーム内容とか全く知らないのでカードゲーマー視点のみになりますが、
基本的な事項を簡単にまとめると、
※色々MTG用語入り

【ライフ】
⇒デッキの残り枚数。ダメージ喰らうとデッキが削られるガンダムウォー方式。
 デッキが0になった瞬間負け。

【デッキ枚数とか】
⇒”使用するプレイヤーカードによりデッキ枚数が変わります”
 赤いプレイヤーカードの右下に書いてあるのがデッキ枚数(=初期ライフ)。
 ここ他TCGではあんまり無いところですかね。
 同名カード制限枚数は聞き忘れた。

【カード種類】
⇒プレイヤー:デッキとは別に開始時に盤面に1枚置く。
       装備すると殴れるようになる。
       両面カードで先攻と後攻で変わる。(後攻のが若干能力が強い)
 マグ:プレイヤー同様デッキとは別に開始時に盤面に1枚置く。
    コスト払うと能力使える置物カード。
 キャラクター:コスト払って出すクリーチャーとかユニット的なもの。
        タップ状態で出る。左下が攻撃力、右下が耐久力。
        ターン中耐久力以上のダメージで墓地へ。
 装備:プレイヤーとかキャラクターに付けて強化。プレイヤーは
    武器1枚、防具3枚まで付けられる。
 PA:他TCGの呪文とかイベントカード的なもの。

【初手とか手札関係】
⇒5枚。毎ターン1ドロー+PP(土地)置くと1ドロー出来る。手札上限は7枚。

【コスト支払】
⇒PP(土地)として置いたカードをコスト分タップする。
 色は赤(近接)青(射撃)黄色(魔法?)の3種類あるが、PPにプレイしたいカードの 色が最低1枚置いてあればタップするカードはどれでもいい。

【戦闘】
⇒対象指定アタック可能。メインフェイズ中好きな順番でアタック可能。
 例えば1体アタック後にカードプレイしてからまた1体アタックとか。
 他TCGと異なるのは、最初はキャラクターカードはフォワードエリアに
 配備されるのですが、耐久力の半分以上のダメージを食らうと後ろの
 バックエリアに移動し、バックエリアにいるカードは耐久力の半分以上の
 ダメージを食らっても破壊され墓地にいってしまうところですかね。
 要するにデカブツを複数ターンに分けて小型で攻撃しても撃破出来るルールです。
 またブロック行動は基本できませんが、『ウォークライ』という能力を持っている
 キャラクターはタップすることで攻撃対象を自身に変更し守る狙われている
 キャラを守ることができます。

【フェイズ進行】
⇒1.開始フェイズ(アンタップとかアップキープ的な)
 2.ドローフェイズ(1ドロー強制、先行ドロー無し)
 3.PPフェイズ(土地1枚手札から置く。その際のドローは”してもよい”)
 4.メインフェイズ(カードプレイしたりアタックしたり)
 5.エンドフェイズ(クリンナップでダメージ回復したり手札調整したり)

【坊主めくり要素】
⇒『ドロップ』という相手ターン中デッキから捨て札に置かれた時に発動する能力
 つまりダメージで捲れたときに使える能力があり、体験会デッキのカードは
 そのドロップ持ちのカードをノーコストでプレイできるものでした。
 装備品と一部のキャラクターが持っており、中でも3/3の《メルフォンシーナ》が
 ドロップで捲れると非常に強力でした。


対人戦は5~6ターンで決着がつく感じでした。
体験会デッキのプレイヤーカードがライフ30(デッキ30枚)のため、
土地セットドローしながらプレイするとなると体感15点程度のダメージを与える
ゲームになり、指定アタック可能なのもあり1ゲームは短時間で終了する感じでした。


レイドボス戦では前述の通り毎ターン自動でカードが展開されるボスデッキに
プレイヤー複数人で挑みます。追加のルールとしては、

【ターン進行】
⇒プレイヤー間で順番を決めて、そのあとにボスターンが入ります。
 最初のプレイヤーが先攻扱いでドロー無しになるのはEDHみたく全員1ドローありに
 してもいいのではないかと思ったり。

【ボスのライフ】
⇒デッキ枚数ではなく普通に決まった初期値から減らしていくタイプになります。
 体験会用ボスの《ロックベア》はライフ50でした。

【ボスデッキから展開されるカード】
⇒ボスターン開始時に残りのプレイヤーの数だけボスデッキの上からカードをめくって
 それがプレイされます。出てくるカードはキャラクターとPA相当の呪文カード的な奴
 ですが、序盤から4/3とか4/8とかが捲れることもあって結構キツイ場合もあり。
 呪文は「敵フォワードキャラ全員に3点」「敵プレイヤー全員に3点」とかでした。
 キャラ全員に3点は低コストキャラが一層されてしまうので捲れないように
 お祈りするしかありません。

【ボスの攻撃】
⇒毎ターンランダムにプレイヤー1人を選んでそのプレイヤーに攻撃します。
 私の参加したゲームでは1人のプレイヤーが3連続で狙われて早々に溶けていました。

【プレイヤー側の特典】
⇒死ぬと1回まで復活できます。その際にデッキは現在の捨て札のカード全てを
 リシャッフルして新しいデッキとします。
 なので《クライゼンシュラーク》(体験会デッキ内の確定除去。強い)とかは
 リシャッフル前に使い切って薄くなった2回目のデッキ内に忍ばせておくと良さそうでした。


3人プレイだとライフ50の3枚沸きなので相当厳しいかと思いましたが、
6~7ターンでプレイヤー1人死亡、1人デッキリシャッフルで倒せました。
ボスデッキ中の最大デカブツの4/8のやつが2枚捲れたターンに双方とも
《クライゼンシュラーク》で被害なく落とせたのが運が良かったと思います。
他の卓ではお供敵全滅でボス討伐したところもあったらしいので、
捲れ運とかは結構影響大きそうな感じでした。

因みに、このボスデッキは今のところ製品版の販売の予定が無く
公式HPのデータダウンロードのみの予定らしいです。
個人的にはこういうチーム戦要素が他TCGと差別化できる部分だと思うので、
キャンペーン景品とかでもいいので製品版カードのボスデッキを手に入れる手段は
用意しておいた方がいいんじゃないかなーとは思います。


シンプルなルールでゲーム時間が不当に長くなることも無く
サクサク進行できましたので、個人的にプレイ感はいいんじゃないかなと。
後は原作知ってる人が遊んでくれるか、とかですかね~。
ネットゲーム民の方ってリアルTCGはどうなんでしょうか?

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